手軽にはじめられるネットショップサービスといえば、ベイス(BASE)とストアーズ(STORES)が有名です。どちらもテレビCMなどで、一般の方にも知られるようになりました。
2つは費用や設定・運用といった点で、専門知識のない個人〜小規模事業者が使いやすいサービスとなっていて、とても良く似ています。
では、ベイスとストアーズのどちらかでネットショップを作るとしたら、何をポイントに決めたら良いのでしょうか?
2つの共通点と、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較してみました。
ベイスとストアーズの共通点
まずはベイスとストアーズの共通点から見ていきましょう。
- どちらも2012年からサービスを開始していて実績が多数ある
- 初期費用・月額費用0円〜始められる
- 専門知識は不要、数分でネットショップを開設できる
- 個人〜中小事業者までが対象
- 登録できる商品数は無制限
- スマートフォンで編集ができる
- AWSのクラウドサーバーで運営されていて安定している
- 様々な決済方法が利用できる
- 多彩なデザインテンプレートから選べる
- インスタグラムショッピングに連携できる
- クーポン、メルマガ、レビュー、納品書など無料機能が多彩
いかがですか?無料でこれだけ機能があれば、初心者でも問題なくネットショップが開設・運営できそうですね。
つまりほとんどの方にとって、どちらを選んでも大きな失敗はないということです。双方とも年々サービスが充実し、とても使いやすくなっています。
ベイスとは?

ベイスは、日本でNo.1のネットショップ開設実績を持つ一番有名なネットショップサービスです。
創業者である鶴岡裕太氏が22歳の時に開始したサービスで、今でも若いセンスや発想力が魅力となっています。
2019年10月25日には東証マザーズにてベイスの株式が公開され、今後も発展が見込まれる会社です。
ベイスの主な特徴
ベイスは中小規模の事業者でも十分使えますが、どちらかといえば個人事業主の方がよく利用している印象です。
無料プランだけなので、プラン選びで迷うことはありません。無料プランでも独自ドメインの使用ができて、クレジットカード導入に審査がないため、今すぐにでもネットショップを開店できます。
まずはシンプルな機能でスタートして、やりたいことが増えてきたら拡張機能(Apps)を追加してゆきましょう。Appsには無料と有料がありますが、無料のみでも十分な機能が揃っています。
無料プランだけでベイスはどこで収益を上げているかというと、商品が売れた際の手数料です。注文合計金額(商品代金+送料)の6.6%(決済手数料3.6% + サービス利用料3%)+40円が、ベイスに支払われる仕組みです。
商品が売れなければ手数料を払わなくて良いのですから、サービス利用料で赤字になってしまう心配がなく安心ですね。
また、入金スピードが早いのも特徴です。振込申請をした日から10営業日(土日祝除く)で指定の口座に振り込まれます。一方、ストアーズは月末締めの翌月末払いですので、最長で60日かかってしまいます。
気になるショップのデザインですが、有料テンプレートまで含めると選択肢が豊富で、よりカスタマイズしたいという人向けにHTMLやCSSの編集も可能です。
注意したい点として、電子チケットなどの金融系無形商材などの販売は禁止されています。
ストアーズの特徴

ストアーズとは?
ストアーズは、決済手数料が業界最安値のネットショップサービスです。
運営の株式会社ヘイは2008年からオンライン系サービスをリリースするなど業界歴が長く、決済会社との統合を経て現在に至ります。
ネットショップだけでなく、キャッシュレス決済、オンライン予約システムなど、商売のデジタル化をトータルで支援しています。
ストアーズの主な特徴
ストアーズは個人でも十分使えますが、どちらかといえば中小規模事業者がよく利用している印象です。
「フリープラン(無料)」と「スタンダードプラン(月額1980円)」の2つのプランがあります。初心者は、まずは無料で始めてショップの成長とともにプランを移行するのがよいでしょう。
「スタンダードプラン」は、売上金額が大きいほど費用の割合を抑えることができるので、月の売上が15万円以上見込めるのであれば、最初から「スタンダードプラン」がお得です。
ベイスと違い、クレジットカード決済の導入に審査がありますので、審査に通るまで4日程度待つ必要があります。(カード決済のない状態でも開店は可能です。)
決済方法に代金引換が使えるのも「スタンダードプラン」の特徴です。ショップを利用するお客様の立場になれば、代引が選べるのは嬉しいですね。
また、無料のテンプレートが豊富ですが、HTML/CSSによるカスタマイズができませんので、デザインにこだわりのあるショップには向かないかもしれません。
2019年くらいまではベイスのほうが多く選ばれていた印象ですが、最近はストアーズも利用者の拡大に相当力を入れているように見えます。
新規相談サポート窓口 10:00-18:00(土日祝除く)が設置されるなど、サポートが手厚くなってきました。動画セミナーも多く、導入方法や使い方はもちろん、売上アップのための実践的なノウハウや、実際の導入事例など、はじめての方にもわかりやすい情報が満載です。
ベイスとストアーズの比較表
ベイスとストアーズの比較表です。
| ベイス | ストアーズ (フリー) | ストアーズ (スタンダード) | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 | 0円 | 1,980円 |
| 決済手数料 | 6.6%+40円 | 5% | 3.6% |
| クレカ審査 | BASE仲介で審査なし | 審査が必要 | 審査が必要 |
| 入金手数料 | 250円 +2万円未満は500円 | 275円 +1万円未満は275円 | 275円 +1万円未満は275円 |
| 入金サイクル | 振込申請から10営業日 | 月末締め、翌月末払い | 月末締め、翌月末払い |
| 独自ドメイン | 〇 | × | 〇(外部ドメイン不可) |
| 商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| テンプレート | 11種類(非レスポンシブ) 40種類(有料、レスポンシブ) | 48種類(レスポンシブ) | 48種類(レスポンシブ) |
| カスタマイズ | HTML/CSS編集可能 | パーツエディターモード編集 (HTML/CSS編集は不可) | パーツエディターモード編集 (HTML/CSS編集は不可) |
ベイスとストアーズの比較まとめ
ベイスはこのような人向け
- 商品の販売自体が初めての方
- 月の売上が5万円以下の方
- カード決済導入の審査が不安な方、審査結果を待てない方
- 入金スピードの早さを優先する方
- ショップのデザインにこだわりたい方
ストアーズ(フリープラン)はこのような人向け
- 少しでもショップ手数料を安くしたい方
- いずれスタンダードプランに移行したい方
ストアーズ(スタンダードプラン)はこのような人向け
- 月の売上が15万円以上を見込める方
- 講座、レンタル、チケットなどデジタル商品以外の無形商品を売りたい方
(デジタル商品はベイス・ストアーズどちらも取り扱い可能です)
以上、おすすめのネットショップサービスである、ベイスとストアーズについて徹底比較してみました。
